磨きオヤジTの私物ベックマン。
フェザーストーンと名付けられた革は気温が低いと履き始めはかなり
硬質な履き心地なのですが、今の季節くらいの気温だと履き始めから
柔らかくてとても快適なのです。
ちょっとお手入れをサボってたらホコリだらけに・・・・・・・・
このレッドウイング・ベックマンをしっとりとツヤツヤに仕上げたいと
思います。
イングリッシュギルド・ビーズリッチクリーム 本体価格2000円+税
今回はR&D扱いの乳化性クリームの中では比較的オイル感の強い、
ビーズリッチクリームを使用してしっとり感のある仕上がりを目指します。
お手入れの始めは紐を外しましょう。
ブーツの紐を外すのはちょっと面倒に感じられるかもしれませんが、レースステイ
の裏側はホコリだらけですよ。
紐が外せましたら、平野ブラシ馬毛でホコリ払いのブラッシング。
汚れが目立つコバやレースステイも徹底的にブラッシングです。
次にステインリムーバーとリムーバークロスでクレンジング。
指に巻き付けたリムーバークロスの指先にステインリムーバーを2~3滴たらします。
いつものドレスシューズよりはやや多い量ですね。
ブーツなのでクレンジングする面積が広いからという理由です。
この作業を3~4回繰り返すと・・・・
ツヤはあまりないものの汚れが取れてクリーンになりました。
ここからペネトレイトブラシでビーズリッチクリームを塗っていきます。
ビーズリッチクリームは蜜蝋が入っており強い艶が得られるクリームで
良質な油脂分と相まって、実は、ワークブーツにお勧めなクリームなのです。
ビーズリッチクリームが塗れましたら時間を空けずに平野ブラシ豚毛で
しっかり摩擦させながらブラッシングです。
ブラシとの摩擦熱でクリームに含まれる油脂分を染み込ませていく
イメージを持ちながらブラッシングしてください。
やがて艶が出てきます。
最後はフィニッシュクロス2WAYボアで仕上げの乾拭きです。
この作業を入れることでブラシの磨き跡が取れてキレイな艶になりますよ。
画像からは分かりにくいですがしっとりと仕上がってますよ。
ブーツですが今夏も大活躍してくれそうな予感がしています。
Shoe Care & Shoe Order Room FANS.
■店舗情報 住 所 :東京都港区南青山5-1-2 青山エリービル2F
カルツェリアホソノ ANNEX ROOM
TEL :03-6450-5126
営業時間:12:00~20:00(月~土曜日)
11:00~19:00(日曜祝日)
定休日 :火曜日
アクセス:【東京メトロ】銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」
A-4出口の向かい側、赤レンガのビル(花屋さんの2階です)